タマネギとねぎ
畑では、葱坊主がまっさかり。
しかし、なかなか同時にタマネギの姿を見られませんでした。
ときどき、近くで収穫したり世話をしている人がいると、「葱坊主があるとタマネギに栄養が行かないために
ちぎっているだけで、あっても地中にタマネギはできますよね。」とたずねてみるのだが「そんなことはない」
とか「タマネギができるのと、ねぎを作るのは別の品種でねぎ坊主はできない」などなど・・・・・
ちょうど、じゃがいもの花から実と種子ができるのを「見たことがない」だけでなく「ない」といいきる人までいるのと似ています。
この写真は、灯台元暗しで学校の門の前の畑で見つけたものです。
しかも、畑の持ち主と話すことができました。
ネギを食べるものと、タマネギを食べるのは種類が違うとのこと。
しかし、タマネギを作るものでもちゃんと葱坊主はできている。
自分の家で収穫してすぐ食べるにはいいが、葱坊主が出来たものはタマネギに芯ができて保存しようとすると腐りやすいとのことでした。
なお、「おもしろ理科こばなし」(星の環会)の②で「チューリップの種ってあるの」のネギのイラストのかわりとしてご利用ください。
Comments
最近福岡では、「葉玉葱」がよく売られています。
タマネギもネギ(ちょっと太いけど)も両方食べられます。
甘みが強くて、なかなかの美味。
これはどんな品種なんでしょうか。
昔から農産品としてあったのでしょうか。
因みに博多の万能ネギは美味しいですよ。
Posted by: たかぱん | 2004.05.19 11:04 AM
たかぱんさん 訪問ありがとうございます。
すてきな内容で質・量とも充実したHPですね。
今回は、貴重な情報ありがとうございます。
今度は、花から実へのシリーズを準備しています。
まずは、ダイコンの花からダイコンの果実と種子へ。
これも生徒のつぶやきから気づいた発展です。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by: 理科大好き人間 | 2004.05.22 05:14 AM